ハイパスに到着するや否や、Stanosさん*1の怒声が響き渡ります。そして取り巻きの皆さんが奏でる地響きの音も。
どうやら、このハイパスの大物であるStanos氏の命を狙う、不届き者がいたようですな。
ものすごい人数のおっさんや姐さんやらが、列をなして走っていきます。*2
あぁ、そう言えば私は、あ〜猫さんに呼ばれてここに来たのでした。
「もうすぐナツメが死ぬ予定だから」と。*3
どうやら不届き者は、あ〜猫さんとナツメの姐さんみたいですね。
とにかくふたりと合流して聞いてみます。
聞いてみますと、あ〜猫さんが趣味で追い求めるハイエルフ変身マスクを手に入れるためには、このStanosさんの首を取ってこなければならないとのこと。
「あ〜猫に付き合わされて、危なく死ぬところだったよ!」
と、ナツメさんは無実を主張してました。
このハイエルフ変身マスク。
一部では逆EPICと言われるほど、とんでもない大冒険の末に手に入れられる代物です。
当然のことながらStanosさんも馬鹿みたいに強い人。
しかも人望があるらしく、ちょっとちょっかいだしただけで、このハイパス中の人達が襲ってくる勢いなのです。
「正直、こんな思いしてまで欲しいと思わないw」
と、姐さんらしく歯に衣着せませんが、あ〜猫さんは世界中に散らばる変身マスクを集めるのがライフワークらしい*4ので仕方ありません。
趣味に生きる男同士、私も全力でお手伝いさせていただきます。
とは言っても3人では無理なので、今日は偵察。
姐さんも何だかんだ、いろいろ親身に手伝ってくれていますし、私もない頭をひねって、なんとかうまいこと倒せないか考えるのでありました。
さて、いろいろ試してみて結論が出ます。
このハイパス中を引きずり回してやれば、取り巻きはいなくなって、Stanosさんひとりを相手にできるとのこと。*5
ひとりにできれば、MTとCCHラインを整えることで勝負ができそうです。
そうこうしているうちに、りるさんやsisimaruさん、ぶらんちょさんに、ちょちょさん、仮面イクサーさんらが合流。
うっかり倒せそうな布陣になったところで、MTは世界を敵に回す男、あ〜さんに任せ、チャレンジしてみることになったのでした。
まぁ、当然のように一発目のチャレンジでは壊滅したりしたのですが*6、その後のリベンジで、うっかり勝利。
何回かのダガー祭りの後*7、がぶ犬さんが合流したラストチャレンジでは、さらにうっかりなことに首のゲットに成功してしまうのでした。
偵察のつもりだったのに。
まぁ、それはともかく、また一歩ハイエルフ変身マスクに近づく趣味の男、あ〜猫さん。
私は嬉しそうなその笑顔を見届けると、PoKへの家路につくのでありました。
<了>