フラッグジャーナル Vol.17

08シーズン後期戦が開幕

 08シーズンの後期戦が開幕した。
 参加チームは、前期戦と同じ3チーム。アムラップ・ビューティビースト、シグラッド・スコーピオンズ、ウィルディン・セブンスだ。
 ビ軍は前期戦を圧勝したイキオイで、後期戦も制したいところ。ス軍は放出された人気選手の獲得権を狙っての参戦と見られる。そして7'sは3位に甘んじているAFAランキングを、下位チームであるビ軍、ス軍を制することで、頭ひとつ抜きんでたボンバーズに、少しでも歩み寄りたいという事情がある。
 三者三様の理由により集まった各チームが、どのような戦いを展開するのか、後期戦も目が離せない。

新サマークラシックも好発進

 今季から新制度のもと実施されることになったサマークラシックゲーム。
 各チームの人気選手のお披露目を兼ねたエキシビジョンマッチに生まれ変わった今回のゲームは、大きな盛り上がりをもってファンに迎えられた。
 普段はコンディションの問題などで、必ずしもチームのスター選手が出場するとは限らないが、この日ばかりは勢揃い。
 今季の開催地であるアムラップのビ軍が勝利したこともあり、スタジアムの熱狂は最高潮となった。
 なおこの日の収益は、AFAから恵まれない子供達を救う民間団体へ寄付されることが発表されている。

小規模となった夏ドラフトだが・・・

 戦力が充実してきた証拠なのか、08シーズンのエキスパンションドラフトは、小さな流動で終わった。
 有望な新人が集まってはいたが、春のドラフトで大量の選手獲得をしていたビ軍、および07シーズン加入の選手達も順調に育ってきている7'sは、わずか1名獲得のみ。
 ただその中でビ軍は、注目されていた大型ヒーラー、オジー・ブライエン選手を獲得。春に獲得しすぎて資金が底を尽きかけている現状では、最大の成果と言えよう。
 こういった動きの中で注目されたのは、ス軍の補強。
 春にトレードでビ軍から獲得したラーハニー選手が、いまひとつファンをつかめないと見ると、これをあっさりと解雇。そしてビ軍を解雇された人気選手、ドナルド・ダービーおよびルキアンの両選手を獲得したのだ。
 両選手とも実力的には一流とは言えないが、そのルックスやキャラクターからビューティビーストファンの心をつかんでいた選手。解雇されたことにより、そうとうのビ軍ファンが離れたと言われているのだ。
 これを金にうるさいマッチャエイ女史が見逃すはずはない。
 トレードはうまくまとまらなかったが、他のチームともまとまらずにエキスパンションにかけられると、迷わずこれを指名するよう指示。見事獲得に至ったのだ。それもわずかな金銭で。
 まさに女史の経営手腕が発揮された場面と言えるだろう。
 話題を振りまくス軍が、人気チームにのし上がる日は遠くなさそうだ。
 ただし本当の人気チームになるためには、チームとして強くなることも必要。
 後期戦の戦いぶりにも、注目が集まっている。

地獄の高地キャンプ

 後期戦はスケジュールの関係から、前期戦の前に行われる春キャンプのように、じっくりと全体練習を行う時間的余裕がない。
 そこで重要となるのが、第1戦目前の自主トレ期間。
 初めて新人が合流して練習を行う機会となるため、各チームとも一部のベテラン以外は、ほとんどの選手が参加する密度の濃いものとなったようだ。
 特にス軍は、チームの二大巨頭であるモハメッド、アングル両選手以外ほとんどの選手が参加。シグラッド郊外のファルク山にてキャンプをはり、激しい練習を行った。
 しかし山間部にあるシグラッドの、地の利を活かしたと言えるこの高地キャンプだが、前期の疲れも残る選手達には、ホー監督の熱血指導が大きな負担になってしまったようだ。
 なんとこのキャンプ。5人もの選手が負傷で病院に直行。
 チームの1/3が離脱する非常事態になってしまったのだ。
 エキスパンションで獲得したダービー選手が好調をアピールして、早々とチームにとけ込んだのは朗報であったが、この大量離脱はホー監督も頭を抱えるしかない。
 第1戦は苦戦が予想されるが、この地獄キャンプの報われる日がくることを祈りたい。
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