10年早かったマシン

 最近、いろいろ活発なウィルコムですが、いまやってる「WILLCOM FORUM&EXPO 2008」でも、ちょっと気になるマシンが出てましたよ。
 
 “もう1つの未来”は、ここから始まる――ウィルコムのコンセプトモデル - ITmedia Mobile
 
 このニュースで私のアンテナに引っかかったのは、「Eメールマシン」とか言うメール専用端末。
 なんでも単三電池で動くらしいですよ。
 メール作成に特化していて、電池で動くキーボード搭載マシン。
 これだけ見ると、その昔オムロンから出ていたMassifを思い出しますな〜。
 「パーソナルインテリジェントコミュニケータ」と銘打たれ、わずか880gの筐体に640×400ドットの反射型液晶とキーボードとモデムを詰め込んだ隠れDOS/V互換機。単三電池4本で長時間駆動を可能にした、PDAの先駆けのようなマシンでした。
 私はいろんなところに持ち歩いて、いろいろ書きまくったもんです。
 そう言えば当時つくってたゲームを、出張先のニューヨークのホテルから友人にメールしたこともありましたな。
 家から2時間もかかる職場までの暇潰しに、電車内でMassifを開いてずっとサークルの原稿書いてたり。そしたら引退した元プログラマーのお爺さんに話しかけられて、プログラミング談義に花を咲かせたりなんてこともありました。
 懐かしい。
 そんなこともあって、PC-98NS/Lから始まった私の小さいノート遍歴の中でも、かなり思い出深いマシンでしたね〜。
 しかしまさか今の時代に、Massifを思い出させてくれる機械が出てくるとは。
 Massifはホントいいマシンだったのに、超マイナーでしたからねぇ。。。
 やっぱりアレは10年(どころじゃなく)早かったのかもですな。^^;
 
 たぶんほとんどの人が知らないであろうMassifは、こちらのサイトが詳しいです。
 http://homepage1.nifty.com/natrium/pc/massif/index.html