私の中のプロレスを2度、彼は終わらせた

 日曜日はお台場にポタってきました。
 行きの道は何故かいつものルートを通らず大回り。
 話題のお台場ガンダムに辿り着いた時はかなりへろへろでしたが、行きに迷子になったのはよかったかもですよ。
 帰り道にいつものルートを通ったら、精神的にかなりヘコみましたもん。ガンダムどころじゃないくらい。
 なんせいつも使う道は、ディファ有明の横を通るもんで。
 壁面に踊る「プロレスリング・ノア」の文字を見たら、自分でも想像してないくらい落ち込みましたからね。
 まさか自分が三沢の死を受けて、こんなにヘコむとは。。。
 
 私はプロレスファンで、プロレスは日本プロスポーツ界における最高峰のひとつと思っています。
 しかしそう思っているのにもかかわらず、今はほとんど見なくなってしまいました。
 私は馬場さんのプロレスが好きで、ずっと全日のファン。
 なので馬場さんが亡くなられたとき、私のプロレスは終わってしまったのです。
 その後も鶴田が亡くなるなど、何か衝撃的なことがあるたびに「終わった終わった」と嘆いているのですが、私のプロレス魂に大きな傷を与えたのは三沢でした。
 
 全日を脱退してノアを設立。
 正直な話、私は三沢を許せませんでした。
 
 本気で「プロレスは終わった」と思い、積極的にプロレスにチャネルを合わせることはなくなりました。
 そんな私が三沢逝去のニュースを見て、再び「プロレスは終わった」と思わされるとは。
 やはり複雑な感情に阻まれながらも、私は三沢率いるノアのプロレスに馬場プロレスを見ていたのでしょう。
 私はやっぱり、三沢のプロレスが大好きだったのです。
 そんなこんなで63.4km。チーズケーキ8.8個分。
 あまりにも早い別れは残念でなりませんが、天国のリングでの活躍を祈っております。
 馬場、鶴田、三沢の三人タッグなんて、天国にすらもったいないくらいの豪華なカードですが。