ゲームのルール

 徹夜の勤務から帰って、体力回復のため睡眠。
 しかしその睡眠は、3時間ほどで中断を強いられました。
 理由は暑さと、子供達の叫び声。
 夏休みのせいなのでしょうか。ご近所の子供達が大量に集まって、家の前の路地でドッチボールらしき競技を開催してましたよ。
 ボケボケと彼等の叫び声を聞いていると、そのドッチボールらしき競技に次々とルールが付与されていって、ちょっと面白かったです。
 
 「ショーバンセーフね!」
 「ショーバンで足に当たったときだけセーフ!」
 「顔面セーフ!」
 「え〜! 顔面はアリだろ〜!」
 「顔に当たったら痛いじゃん。無しにしようよ〜」
 
 自分たちが面白くなるよう、コロコロとルールが変わっていってるようでした。
 やはり子供達は遊びに貪欲。
 純粋に「どうすれば、もっと楽しめるのか?」を追求していってるんですな〜。
 「楽しい」と言う目的のために存在する「ルール」な訳ですから、もっと「楽しい」にするためならば、彼等は変化をいとわないんですね。
 すばらしい。
 ついつい歳を取ってくると、ルールと、ルールを決めた時の目的の前後が入れ替わってしまったり、変化そのものが面倒だったりする時がありますが、「ゲームをプレイする」だけでなく、「ゲームをデザインする」ことを趣味とする私は、ちょっと彼等を見習った方がよさそうですな。
 
 そんなこんなで19.9km。チーズケーキ2.8個分。
 とりあえずポタをもっと楽しめる方法はないかと走ってきました。
 ま、特に何も思いつかず、裏道と猫とケーキでいつも通りでしたが。
 彼等の頭の柔軟さが欲しいです。