お盆休みの際、相模湾沿いに鎌倉から小田原まで走った私。
なので日曜日は、その先に行ってみようと軽く考えたんです。
えぇ、軽く。
小田原からスタートして、伊豆半島の海沿いを南下。
距離だけ見ると、下田あたりまで行けるんじゃないかな〜。
・・・そんな風に考えていた時期が、私にもありました。
いや、大変だろうと思ったけど、まさかあんなに大変だとは。
前日の用事の関係で、正味2時間程度の睡眠で挑んでしまったんですけど、体調万全で挑まないとダメでしたね。ホント「殺す気か!」って感じでしたよ。
国道135号をずっと走ってたんですが、自転車の進入を拒むような細さとアップダウンの繰り返しで、のんびり走りを楽しめるような感じはゼロ。
延々と続く登り坂に継ぐ登り坂。やっと訪れた下りはペダルを踏まなくても時速50キロに達するようなイキオイで瞬時に終わり、そしてまた登り坂。
ほんの僅かある路側帯には雑草が生い茂り、延びた葉っぱやツルが走ってる私を何度も打ち付けますし、真っ暗で狭いトンネルが何度も訪れ、そのたびに緊張を強いられました。
おかげで走るペースは遅め。
稲取温泉あたりで日も落ち始めてしまって、こりゃダメだとリタイアすることになりました。
で、この時、ここまでの私が気合いだけで走ってたことが判明。
ダメだと思った瞬間、両足の筋肉も限界に。
両足の太腿とふくらはぎ、それらの外側と内側。
足全体が何度もつりまくるなんて経験は、生まれて初めてでしたよ。
そんなこんなで85.1km。チーズケーキ11.8個分。
それでも登り坂の上から見る景色は、絶景と言うほかないような素晴らしい眺めでしたし、足を休めている間に、どんどんと日が落ちて色を変えていく伊豆の海も、これまた味わいのある光景でした。
やっぱり終わってみると楽しい時間でしたな〜。
食欲が叩きのめされて海の幸をいただくこともできなかったし、温泉も足湯を堪能させてもらっただけに終わりましたが、それらは次の機会にってことで。
次は伊豆の厳しさを嘗めずに、体調万全で挑みます。