誕生日の妄言

買い物から帰ってきた父。
買ってきたパンなどと一緒にリュックからスマホを取り出したのですが、なぜかそれを指さしながら、
「これはお前のスマホか?」
と聞いてきました。

当然、父のスマホなんで
「私のじゃないよ、父のだよ」
と答えると、さらにヘンなことを言い出しました。

「じゃぁ、やっぱり失くしたのはお前のスマホか」

いろいろ話を聞いてみると、父は私のスマホを買い物中になくしたと思い込んでいるようです。
なんと買い物帰りに交番に寄って紛失の旨を伝え、紛失届を出す前に私に確認するため帰ってきたそうですよ。*1

どうやったって父が、私が持ち歩いている私のスマホをなくせる訳がないのですが、なくしたと思い込んでいる父は、何度も何度も
「無事なのか?」
「なくなってないのか?」
と確認してきました。

なんなんでしょうね?
この思い込みの強さは。

で、また出かけようとしているので聞いたら
「交番になくなってなかったことを言いに行かなくちゃ」
だそうです。
警察の皆様、先日に続き再びご迷惑をおかけしております。
申し訳ありません。

しかし。

私の誕生日だってのに、もらったものがこんな疲れる妄言とは。
まぁ、ほんとになくされた訳じゃなかっただけでも、よかったと喜ぶべきなんでしょうねぇ。
喜べないけど。
とりあえず甘いものでも食らって忘れます。

*1:なんでなくしたと思い込んだのかは、まったくの謎です。ずっと使っている自分のスマホすらわからなくなったのはショックでしたが、ほんと最近ひどくなってますね。毎日の奇行っぷりにマヒしてるけど、これが先日の失踪時に頭を打ったことに起因してるものだったらどうしよう。やっぱり病院に行った方がいいのかもです。