あぁ、あこがれの自由落下。

 やってきましたフリーポート上空。
 ここは高度うん百マイル。
 ノーラスでもっとも月の大きく見える場所。
 ついに憧れの、PoSkyにやってきたのです!
 フォレストさんのEPICアイテムゲットのために馳せ参じた今回。
 息の合った仲間達の協力で、かなり順調かつあっさりと作戦は成功。
 あとは目玉である、スカイダイビングを満喫するだけです。
 ストームさん率いる我がパーティーは、
 「みんなで鎖に引っかかったりしたらすごいね」
 「ずらっと並んだりしてね」
とか話していたのですが、ホールに落ちて以来、高所恐怖症気味の私はかなりどきどきもんです。
 みんなが次々と飛び降りる中、なかなか踏ん切りがつかない私。
 へりのあたりで下を見て、流れる雲しか見えない状況に心臓の鼓動も高鳴ります。
 みんなはすでに着水した模様。私も早く飛び降りねば・・・、そして。
 「うしろから押してあげたくなる」
というガブ犬さんの一言に背を押された私は、ついにその一歩を踏み出しました。


 落ちる!
 落ちる!!
 まだ落ちる!?
 まだまだ落ちる!?
 まだ!? まだ落ちるの!????
 うひょ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!


<了>