たまたまつけたCATVでやってた映画。
何気なく見始めたのですが、けっきょく最後まで観てしまいましたよ。
ほんの些細なミスから主要な登場人物全員が、次々と不幸になっていくお話でした。
もうね、ぜんぜん救いがないの。
いやけどね、途中から美しい画面とストーリーと大佐*1とキャシー*2の演技に引き込まれてしまいましたから、とても面白い映画だったんですよ。
けど救いがなさすぎなのですよ。
みんな別に悪人でもないのに、普通に善良な一市民なのに*3、誤解とすれ違いと背負う過去と愛情とプライドが絡み合って、どんどん落ちていくのです。不幸せな方向にどんどんと。
それがまたハリウッドアクションみたいに、すごい落ち方なら「おいおい」とツッコミをいれながら笑えるのですが、これがじんわりと少しず〜つ少しず〜つ決定的にダメになっていくのですよ。
もう日曜日の昼間っからテンションさがりまくりですよ。
いや、ほんと面白かったのですけどね。
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