地元の古本屋。
その前を通り過ぎようとしたら、ちょっと不思議な光景が目に入りました。
店内の通路のど真ん中に、ネコが丸まってるんですよ。
「ここは俺の居場所だ」
と言わんばかりに、堂々と。
そのネコが気になって、うっかり中に入ってしまいました。
私が中に入っても、ぜんぜんそこから動く気配がありませんね。
おかげで私は、わざわざ別の通路を通って店内に入ることに。
客なのに。
入ったら入ったで、気になる文庫本をいくつか見つけたのでよかったんですけどね。
ふてぶてしいネコですなぁ。
と思ったら、金を払って出ようとすると、ネコが動いて通路をあけてくれました。
どうやらこいつは、金を払ったやつしか客扱いしてくれんようですな。
ゲンキンなやつです。