何に怒っていたんだろう。そしてどんな意味なんだろう。

 見つからないパン屋さんを探してウロウロしている途中、派手な感じの恰幅の良いオバサマとすれ違いました。
 年の頃は60歳前後といったところでしょうか。
 黙っていれば、その貫禄から社長夫人と言われても信じたでしょう。
 しかしそのご婦人は黙っていませんでした。
 私とすれ違いざまに、怒気をはらんだ大声で一言。
 「ケツから火を噴く孔雀だよっ!」
 誰かと会話をしていた訳ではありません。そのご婦人は確かにひとりで歩いてました。
 いや、たぶんイヤホンマイクで電話でもしていたのでしょう。
 そうだと思いたいです。怖すぎます。
 いったい何にあんな怒っていたんでしょう。そして「ケツから火を噴く孔雀」とは、どんな意味だったんでしょう。。。*1
 すべてが謎のまま、ご婦人はずかずかと歩き去っていきました。

*1:もしかしたら「ケツから火を噴く七面鳥」だったかもしれません。ちょっとあまりにも唐突なセリフだったので、脳がついていきませんでした。まぁ、孔雀でも七面鳥でも訳わかりませんが。