にわかに世間を騒がせている落書きですが、野球部の監督が解任されたり、自費で謝ってこいと学生さんが言われたり、気軽にやっちまったおかげでエライことになっていますね。
まぁ、自業自得なんで仕方ないですが。
しかしこうなると心配になってくるのが、まだまだいっぱいある残りの落書きのこと。
「世間にバレないうちに」と、勝手に消しに行っちゃう輩がでるんじゃないかってのが、ちょっと心配なんですよ。
なんでも聞いた話によると、あの落書きは「消さない」のではなく、「消せない」らしいじゃないですか。
大理石に書かれた落書きを消そうとすると、歴史的に重要な大理石本体が痛んじゃうとかで、そういった作業をするにも、どこぞの認可を受けないとならないとか。
消すとなったら細心の注意を払って消すであろう方々が「歴史的建造物の一部でも痛む方が困るから消さない」と判断しているところに、「歴史的建造物がどうなろうとかまわないので落書きを消す」ことを目的としている人達が勝手にやり始めちゃったら、それこそ大問題になるんじゃないかと心配なんですよ。
大理石を痛めずに落書きを綺麗に消せる技術があればいいんですが、なんかウマい方法はないのですかねぇ。
それこそ謝罪代わりに、問題の学生さん達がいた大学で研究してくれたりするといいですな〜。:D