届かない声

 例の国籍法ですが、あっさり衆院を通過しましたね。
 まぁ、最高裁違憲判決がでちゃってるので、改正されること自体は決定事項。
 問題は悪用乱用されないような、歯止めを盛り込んでくれるかどうかなんですが、そこらへんはどうなるんでしょう?
 最高裁でもDNA鑑定自体を否定していた訳ではないので、それだけでも盛り込んでくれるとありがたいんですけどねぇ。
 どうなることやら。
 しかしFAXとか送ってがんばっていた人達がたくさんいらっしゃったみたいですが、どうもこの努力が、政治家の先生方にはうまく伝わっていなかったみたいで泣けますな。
 回線がパンクしたとかなんだって話ですが、それを「嫌がらせ」ととるか、「熱心な国民の声」ととるかは、その先生方の心のありよう次第な気もするんですよねぇ。
 自ら国民に嫌われてると思ってるから、嫌がらせだと思っちゃうんじゃないかと。
 政治への無関心はいつの時代も問題な訳ですが、無関心じゃない方々の声をうまく伝える手段がないってのは、これまた大きな問題だと思ってしまいますなぁ。