親父さん帰還

 旅行好きの親父さんですが、今回は東北をぶらぶらしてきたとのこと。
 ほんとはもっと長いことぶらつくはずだったんですが、早々に帰ってきてびっくりしましたよ。
 聞いてみたところ、太平洋側の海岸線を南下しようとしたそうで。
 震災の回復具合を見てみたかったらしいのですが、南相馬のあたりで頓挫。
 例の原発による規制にあい、それ以上は走れなかったとのことでした。
 けど限られた中で見た津波の爪あとも、まだまだそのまま残っているようにしか見えないところが多かったらしく、けっこう衝撃的な旅になってしまったようですよ。
 なんでも、とある海岸間近の「元」住宅街で地元の方に聞いた話だと、もともとは海から離れた住宅街だったのに、地盤沈下で3メートルも地面が下がってしまい、いまや海が間近に迫る場所になってしまったとか。
 怖すぎ。
 やっぱりあの震災は、ほんととんでもないものだったんですねぇ。
 
 あと南相馬で検問していたのが、大阪府警の警察官だったってのも、けっこうびっくりな話。
 人手が足りなくて全国から支援しているのは知ってはいたけど、改めて聞くとね。
 震災が東日本だけに収まらない、日本全体を揺るがす大震災だったことを痛感させられますなぁ。