日々の冒険が終わり、ゆっくりとできる住まいに帰って眠りにつく。
安全な街での睡眠は、冒険者たちにとっての数少ない安息の時間です。*1
冒険者それぞれ、眠りにつくにはお気に入りの場所ってのがあるようで、私もその時に住む街によって、お決まりの住まいがあったもんです。
ブッチャーブロックを走り回ってた頃は、実家のカラディム*2に帰らず三叉路のガード小屋に住み込んでましたが、フリーポートに移住した頃は西門のテント小屋*3が私の住処でした。
依田さんたちと出会ってガクタに移住した時は、広場の大看板が私の寝床になってましたね。
この前、久しぶりにフリーポートに立ち寄ったら、私の住んでたテント小屋に若い姉さんが住み着いていて、時の流れを感じたもんです。
この図書館の街*4に居を移してからというもの、町全体が安全なせいか、特定の寝床を持っていませんでした。
眠いとき、眠いところで寝る。
これはこれで、たいへん幸せな状態です。
常に危険にさらされている我々に、これだけの安全を保障してくれる街は、そうそうありませんからね。
この街を拠点にする冒険者が多いというのも、当然といえば当然ですな。
まぁ、そこらでところかまわず寝ていると、知り合いに見つかることもある訳で。
今日は目を覚ましたとたん、目の前にフラさんのお尻が。*5
「やっと目を覚ましたか」
とニヤニヤしてる依田さんやDougulusさん*6らに取り囲まれていて、そのままダンジョンに連れて行かれました。
まぁ、こんなハプニングもこの街ならでは。
さて、今日は北銀行の軒先でも借りますかね。
<了>
*1:冒険が終わってログアウトする時は、安全な場所でしたいものです。ログインしたとたんに敵に囲まれていたのでは洒落にならんですからね。
*2:ブッチャーブロック山脈にあるドワーフの街で、私の生まれ故郷です。10代後半にアントニカに移住するまでは、ここを中心に出歩いていました。
*3:西門のすぐ右手にある場所で、毎回ここでログアウトしていました。
*4:PoK。プレーンオブナリッジというPoPという拡張パックで行けるようになる街です。とても便利なので必須です。
*5:最近のフラさんは紫色のパンツをはいているので、アップはなかなか強烈です。^^
*6:ギルドNPのシャドウナイトさん。たんやおさんと並ぶとまるで双子の兄弟のようです。