インド料理屋に行ってきました。
古い友人なら
「何があったんだ!?」
「死ぬ気か!?」
と驚かれるかも知れませんが、初めてインド料理を食ってきましたよ。
甘党である私は同時にアンチ辛党な訳で、日本人でありながら「サビ抜きで」と言うのが怖くて寿司屋に行けない人間な訳で、タイ旅行にいった時は本気で滞在日数×3のカロリーメイトを持って行こうかと思った訳で、一口だけ食べたことのあるトムヤムクンの感想は「辛い」を通りこして「痛い」だった訳で、激辛ブームの際には「みんな尻から火を噴いて死んでしまえばいい!」と怨嗟の声をあげていた辛い記憶を有している訳で、面白がってその手の店に連れて行きたがる友人達には「殺す気か!?」と声を荒げる男な訳で、生涯一度もインド料理屋などには近づかなかった訳なのですよ。
しかしですね。
いまのプロジェクトは外資系の会社のお仕事でして、我等のチームが請け負っている部分も、インドの会社と分担してたりするのですよ。
と言う訳でインドの技術者さんとの「親睦を深めましょう」と企画されたインド料理ツアーを、断る訳にはいかないのですよ。
命がけのお仕事なのですよ。
行ってみれば、あまりに「インド」を前面に押し出した本格的なインド料理専門店。
おかげで一口食べるまではかなりビビってましたが、カボチャのカレーがマイルドな味付けになっていて助かりました。本気で助かりました。
ありがとう、インド。
はじめまして、インド。
親睦会が終わった今、私が言えることはただひとつ。
「ナンはうまい」
それだけです。