おいしい場面がつかめません

 本日の草野球は久々のライト。
 18.44メートル以上の距離に向けてボールを投げると、私の肩はあっさり悲鳴をあげるので、ほとんどやったことないポジションだったりします。
 あまりボールが飛んでこない位置なので、私みたいなヘボプレイヤーは慣れておかないとならんのですけどね。
 そんな訳で慣れているセンターのレギュラーさんに、リモコンのように操作してもらいつつゲームをこなしました。
 「もうちょい右。いや、もっと前に」
 「右側にボールがきたら飛び込んで! フォローするから!」
 「左側はセーフティーに処理して」
 おかげで2回とんできたボールのうち1回は、みごと指示されたところに飛んできて、グラブに収めることができました。
 慣れてくると打球の位置がほんとに予測できるんですなぁ。
 でも実はもう1回もちゃんと予測はしてもらっていて、ほんとにその通りにきてたんです。
 ライト右側へのするどい当たりのライナー。
 「右側にボールがきたら飛び込んで! フォローするから!」
 この言葉が蘇ります。
 果敢にボールへと走る私。
 のばした左手と交錯する白球。
 まさに見せ場でした。
 そして予想通りに私のグローブはライナーをつかみ捕ることができず、バックアップに回ってくれていたセンターの方が処理することになったのでした。
 あそこで捕っていれば、ヒーローだったのになぁ。
 どうもおいしい場面をつかめませんねぇ。
 残念。