すげ〜。
主人公たちがラスト1分くらいまで、どうしようもない悪ガキのままだった。
もうちょっと救いのある部分が、後半になって出てくるもんだと思ったんですけどね〜。
悪ガキ共が更生していくお話なんて、わかりきったストーリーになるから自分で想像しろってことでしょうか。
出てくる連中がことごとく「ぶん殴ってやろうか」と思うような人間ばかり。
何度も動画プレイヤーを叩きつけそうになりましたが、それでも面白くて最後まで目が離せなかったのは、この監督が人を描くのが上手いからってことなんでしょうな〜。
どん底の人間が悪事の殻で隠す、人間的な部分。
そんな弱さを節々に散りばめるもんだから、ついつい振り上げた拳を下ろしてしまんですよね〜。
どうも評価が難しい映画でしたが、とにかく見てると紅茶を飲みたくなることだけは確かです。
もちろん砂糖は2つ、ミルクたっぷりで。
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