自分のことは棚にあげて

鳴り響く父のスマホ
私が2階の自室から降りてきた時には切れてしまいました。

残念ながら現在の父は、自分にかかってきた電話に出られません。
まず着信音が聞こえないし、聞こえてもスムーズに操作ができないので。
なので不在着信になってからかけ直してます。

そんな状況なのですが。

なぜか自分がかけた電話に相手が出ないと、それをやたらと不思議がるんですよね。
「ぜんぜん電話がつながらない。おかしい。何かあったんじゃないか」
みたいな。
下手すると、
「〇〇が死んだ!」
なんて思いこむことまであるので困ったものですよ。

父が電話する相手なんて、当然のように父と同年代。
自分がぜんぜん電話に出られないんだから、相手だって出られなくたって不思議じゃないでしょうに。
自分が出ないことは棚にあげて、相手には必ず電話に出ることを求めるってのは、いったいどういう感覚でいるんでしょうねぇ。
まったくもって不思議ですな。