千秋楽の宴会は続く

今日も今日とて曖昧な父。
冷蔵庫の野菜室を開けては漁り、開けては漁りを何度も繰り返したり、歯医者さんの診察券を指して、
「いっぱい日付が書いてあるけど、次の診察はいつなんだ?」
と聞いてきたり。*1

そんな父の言動で、今日イチ驚いたのがこれ。

「千秋楽の宴会は、流れでこのままいくか? いちどお開きにして改めてやるか?」

当然、何を言っているかわかりません。
なので要領を得ない中、何度も聞き直してみる私。
話の内容をまとめてみると、どうも父の中では横綱と千秋楽に合わせて宴会をやっているみたいでした。

で、その宴会はかなり長いこと続いているとのこと。

あまりにも長くやっているから心配になった父。
それで私に、いちどお開きにして日を改めて開催した方がいいんじゃないか、けどせっかくの宴会だから流れにまかせて続けた方がいい気もするけど、お前はどう思うんだ、と相談してくれたみたいです。

知らんがな。

とりあえずこのまま流れで続けることになりましたが、父はそのまま寝ちゃったので何が何やらです。
パーキンソン病の影響なのか、認知症の影響なのか。
もはや幻覚を見るのは仕方ないっぽいのですが、なかなか対応に困りますなぁ。

*1:お世話になっている歯医者さんは、診察券に新しい予約日をどんどん書き込んでいくシステムになっています。10年以上変わってないのに、いきなりわからなくなっちゃうんですなぁ。