ママチャリGPでは今年も、目標の自己ベスト更新を果たせました。
昨年、初めての9分台となる9分36秒を出して、「もうここが限界かな〜」とか思っていたのですが、いやはや。
意外となんとかなるもんですな。
特に今年は2巡目と3巡目で9分30秒、9分35秒を叩き出して、9分台半ばがフロックでないことを証明できました。
この記録には2つほど要因が思いつきます。
足の回転数と、レース運びです。
これまでママチャリGPでの最高速度は、だいたい時速40キロくらいでした。
第一コーナーの坂を下っていると、黙っていてもそんなスピードになるんですが、それ以上は加速できませんでした。
ペダルが空回っちゃって。
けど今年は坂を下って40キロを超えたタイミングでも、さらに踏み込むことができたんですよね。
最終的には時速50キロちょいまで加速できましたよ。
これはたぶん、足の回転数があがったんだと思います。
ここ最近、普段のポタリングでも比較的軽いギアで早くペダルを回す練習をしていたんですよ。
膝を痛めて重いギアが辛かったからやってたんですが、どうもそれが怪我の功名となったようです。
今までなら空回るようなスピードになっても、さらに早くペダルを回すことで加速して、タイムを向上させることができたようです。
次にレース運び。
9分台半ばを叩き出した走りでは、早い人の後ろをピタっとついていったんです。
風よけになってもらっている実感はそれほどなかったんですが、数字は正直ですね。
サイコンのスピードメーターを見ると、明らかに速度があがっている。
しかも目標が目の前にあるもんだから、精神的にもめちゃめちゃ走りやすいんです。
利用させてもらった人には申し訳ないですが、おかげで助かりましたよ。
けどこれはレース経験がモノを言うみたい。
4巡目でもこれをやっていたんですが、この時は大失敗。
目の前の人が急に消えたかと思ったら、その人の影から小さなお子様ドライバーが。
思わずブレーキをかけてしまったんですが、それまで私を引っ張ってくれていた人は、その瞬間からさらに加速してもう追いつくことができませんでした。
ここらへんがレースの駆け引きなんですな〜。
「なるほど、こうやって突き放すのか」と感心してしまいました。
今回の成功の要因が、これら2つにあるとなると、意外と来年も期待できそうです。
なんせこれら2つは、今年はじめてチャレンジしたこと。
つまりまだまだ伸びしろがあるはず。
年々体力は落ちていっているとは思いますが、それを凌駕する技を見つけて、またFSWを駆け抜けたいもんですな。
来年のママチャリGPは、もう始まっているってことで。