秘書か執事かマネージャーか

昼間の10時ちょい前。
急に料理をし始めた父ですが、作っていたのは夕飯でした。

昨年の夏ごろから日付や曜日、時間などがわからなくなってきて、それが入院を機に輪をかけてひどくなっている感じの父。
本日もまだ昼間の10時前であることを説明してわかってもらえたかと思ったのですが、昼飯に切り替えるまではよかったものの、
「お待たせ~」
と料理が出てきたのは、まだ11時。
「あれ? 12時じゃなかったんだ」と。

父が言うには時計の時間も見えるし読めるし、12-10=2の計算ができない訳でもないけど、いちど自分が「〇〇時だ」と思い込んでしまうと、見えても言われても頭には届かない、なかなか正しい時間を呑み込めないとのことらしいです。

しかもこれに物忘れも加わってきているので、さらに大変。

例えば12時に用事があるとすると、10時ごろにいきなり「もう時間だから」とか言い出したり、それを止めてもまた10分後に「もう時間だから」とかやりだしたりする。
例えば来週のどこかに用事があるとすると、まだ何日も前から「用事は明日だよな」と言い出し、また次の日も「用事は明日だよな」と確認されたりする。

おかげで父のスケジュール管理は、私の役目になっています。
まるで秘書とか執事とかマネージャーみたいですね。

こういった見当識障害は認知症だけでなく脳の障害も原因になるらしいので、やっぱり頭を打って入院したのが致命的だったのかなぁ、って感じです。
いちおう我が家の対策としては、居間にはカレンダー付きの時計を置いたり、その他にもいたるところにデジタル式の時計を置いたり、カレンダーには予定を書き込んだり、といったことをしています。
これらに本人が気づいて認識してくれれば、少しは時間感覚のずれも改善されるらしいので、気長にやっていくしかないですね。