お値段なんと230円

薬局から連絡があったので処方されたパーキンソン病のお薬を取りに。
なのでお会計をした訳ですが、さっそく難病受給者証の効果が。
1か月分のお薬代が、なんと230円。
いつもだったら3000円くらい払っているのに230円。

神か。

昨日の診察でかかったのが2270円だったので、ほんとに月額上限の2500円までで支払いが止まったみたいです。

神か(2度目)。

いや~、ありがたいかぎりですね。
もっと早くに存在を知っていればよかったのですが、今からでも安くなるのは助かります。
うまくすればある程度は過去分も取り戻せるかもなので、まずは本物を手に入れるのと、過去の領収書を探さねばです。

難病受給者証を初利用した結果

本日はパーキンソン病の診察ということで大学病院に。
そこで初めて難病受給者証を提示してみました。

実はこの受給者証。

持ってないと思って新規で申請したら、
「もう持ってますよ?」
と言われて再発行してもらったもの。*1
再発行といってもすぐにはできないので、仮の認定証みたいなものを出してもらったのですが、あくまで仮だったせいか今日はその効果をイマイチ発揮できませんでした。

会計で出してみたら会計に反映させる前の事前手続きみたいなのが必要ってことで、別の窓口に移動。
別の窓口でいろいろ調べてもらった結果、受給者証ってのはセットでもらえるノートみたいなものがあって、そこに今月分の医療費の中で対象となる金額が記録されることになっているとのこと。*2
たぶんお薬手帳みたいな感じなんでしょうが、それがないので過去分のものに関しては手続きができないそうなのです。
再発行なので実物が届いたら、そのノートみたいなものも届くはず。それを持って再度手続きをしてくれってことでした。
とりあえず本日の利用に関しては難病受給者証の効果が適用されることになりましたが、会計してみるとその合計は2270円。

惜しい。*3

限度額の範囲内に収まってしまって、その効果は実感できず、というオチで本日は終了してしまいました。
病院で何時間もがんばったのにねぇ……。
それでもお薬の会計にも適用される見込みなので、明日を楽しみにしておきます。*4
だいたいこんな手間なことになったのも、父がせっかく申請してもらった難病受給者証を失くしたうえに*5、それを憶えてなかったためですしね。
苦労も自業自得ってことで。

*1:父が持っているはずの受給者証の有効期間をみるに、私が介護離職するちょい前に申請されたものみたい。父がぜんぜん憶えてなかったので、私は存在すら知りませんでした。

*2:複数の医療機関の合計で上限が決まっているので、どうやって金額の連携ってやってるんだろうと疑問だったのですが、ノートの累積でわかるようになってたんですね。

*3:月の限度額は2500円。

*4:一包化をお願いしているうえに量が多いので、薬局に処方箋を持っていくと薬をもらえるのはたいてい次の日になります。

*5:どうも父の記憶を辿ると、「いらないと思って捨てた」という噂も。なんでやねん。

子育てのつもりで?

「今日の検温はちゃんとやったの?」
と尋ねた私に、
「ちゃんとやった」
と言い切った父の検温結果は、前日の夜10時にはすでに書き込まれていました。
「前日に計ったって意味ないでしょ?」
と言っても
「そうなの?」
くらいな感じ。

さらにお薬の朝セット3種も何ひとつ飲まれておらず。

これらも飲むよう父に言う際も、どうしてもネガティブな感情が声に乗ってしまいます。
やっぱり病気になる前の父を知っていると「なんで?」と言う気になってしまうので。

けどほんとだったら、そんな感じで言ってはいけなかったんでしょうね。
今日はリハビリのお迎えに合わせた目覚ましを、ちゃんと自分で止められた父。
できなかったことを責めるように言う前に、そこをちゃんとほめてあげるべきだったんでしょう。

父を取り巻くプロの方々はみんなそんな感じですもん。

ケアマネさんも、お医者さんも、リハビリ施設の方も、訪問看護の方も。
皆さん一様に子供をあやすような口調。
ネガティブなことは絶対に言わず、できることをポジティブにとらえる感じ。

私も趣味の分野でお子さんを指導することがあるのですが、そういう時には「褒めて伸ばす」じゃないですけど、できないことを叱ることなどせず、ポジティブな声かけでモチベーションを喚起する方向でやっています。

父に対しても、そういった感じでやるのが正解なんでしょうね。
プロの方々の態度を見るに。

なかなか実の父を子供のように扱うのは心情的に難しいですが、人は老いると子供に帰るって話ですし、子育てのつもりでがんばりますかね。
子育てしたことないけど。

介護認定審査

介護保険の更新ということで、ケアマネさんがきて認定審査。
身体の動き具合とか認知の具合とか、いろいろ確認してました。
介護度に関してはケアマネさんのインタビューだけでなく、お医者さんからも状況を確認して申請されるそうで、単に更新っていってもいろいろ大変みたいですね。
ちなみにやっぱり介護度が下がることもあるそうで、もし要介護から要支援に戻った場合は、またケアプランなども見直しになるそうで、これまた面倒そう。

こういった手続きだけでも介護は大変ですな~。

ケアマネさんの感触だとそうそう介護度が戻るようなことはないそうですが、まぁ、こちらは沙汰を待つしかない身なので、審査が終わってからまた考えることにします。

さすがプロの技

本日は訪問看護の日。
前回は初日ということで打ち合わせと契約の諸々で終わってしまったのですが、今回はお風呂の介助もやってもらえました。

しかしさすがプロですね。

介助の様子を見学してたのですが、てきぱきとこなしててプロの技を見ましたよ。
朝と言うこともあり、認知の波の方も若干低めな感じだった父。
なのでおかしな言動も連発してたのですが、それも軽く受け流すようにいい感じで誘導し、短時間できっちりと入浴を終わらせてました。

私は以前から父に「私がトイレとお風呂を手伝わないとならんような状況になったら老人ホームだから」と言ってるぐらいなんで、プロに介助してもらえるのはありがたいかぎり。
おかげで父のQOLも爆上がりしそうです。

神制度で紙おむつ降臨!……ならず

私の地区には高齢者を支援する、めっちゃありがたい制度がありまして。
それが「高齢者紙おむつ等支給事業」ってやつ。
これが適用されると制度の範囲内ではありますが、毎月無料で紙おむつ*1を届けてくれるのですよ。

神制度だ。

父も現在、紙おむつのお世話になっているので、ケアマネさんに聞いてすぐ申し込んでもらいました。

しかし残念。

なんでも同居している私の収入が引っかかるとのこと。
現時点だと前々年度分の、7月以降だと前年度分の収入が一定を超えていると適用されないってことで、却下の通知が届いてしまいました。

私も去年までは普通に働いてましたからね。

いま収入がなくても、今まで働いていたらそれなりに蓄えがあるだろうからダメってことなんしょう。
「これでアマゾンの安売りを探さなくて済む!」
とか喜んでましたが、こればかりは仕方ありませんな。
まぁ、来年7月以降なら紙おむつ代がタダになるんですから、それを楽しみに待つことにします。
今回はこんな神制度を知れたこと自体が収穫ってことで。

*1:対象商品にポイントが割り当てられていて、毎月所定のポイントの範囲内で選択した紙おむつや尿取りパッドを届けてくれるのだそうです。

謎の「浮かせれば大丈夫」理論

本日はリハビリの日ですが、まずまずシャキッとしているようでよかったです。
認知に波のある父ですが、昨日はけっこう曖昧な感じだったので。

歯医者さんでの傍若無人ぶり以外にも、いろいろあったのですよ。
朝から何度もリハビリの日と勘違いしてましたし、せっかく体温を測っても連絡帳のぜんぜん違う欄に記入しちゃうし。

極めつけは料理の時。

そうめんを茹でるつもりだったらしいのですが、なぜかIHコンロに鍋じゃないものが。
食器を洗うためにシンクに置いてある、金盥がコンロにかけられているのですよ。
で、たぶんエラーかなんかが出たんでしょうね。
どういう理論かわからないのですが、「浮かせれば大丈夫」とか言ってタライの下にキッチンバサミが敷いてありました。

まったく訳が分かりません。

慌てて止めて普通の鍋でやってもらおうとしましたが、なぜかタライで茹でることに執着してて一筋縄じゃいきません。
謎の「浮かせれば大丈夫」理論を振りかざして、鍋の上にタライを乗せて「これで大丈夫」とか言い出した時は頭を抱えましたよ。
その後もなぜかふたつの鍋でお湯を沸かして、両方が沸いたらひとつの鍋にお湯を全部いれる*1とか、そうめんを一束とって重さを計ったので、そっちを鍋に入れるのかと思ったら、それは測りに置きっぱなしで袋に残った方を鍋に投入する*2など、必要性の分からない行動を連発してましたが、とりあえず火事にならずに料理が終わってよかったです。

しかし唯一まともにできてた料理までこうなるとは。
認知が曖昧な時は、ほんと目が離せませんなぁ。

*1:ひとつの鍋で最初から沸かしちゃダメだったの?

*2:「そっちを入れるのかよ!」みたいなツッコミを入れそうになりました。