謎の「浮かせれば大丈夫」理論

本日はリハビリの日ですが、まずまずシャキッとしているようでよかったです。
認知に波のある父ですが、昨日はけっこう曖昧な感じだったので。

歯医者さんでの傍若無人ぶり以外にも、いろいろあったのですよ。
朝から何度もリハビリの日と勘違いしてましたし、せっかく体温を測っても連絡帳のぜんぜん違う欄に記入しちゃうし。

極めつけは料理の時。

そうめんを茹でるつもりだったらしいのですが、なぜかIHコンロに鍋じゃないものが。
食器を洗うためにシンクに置いてある、金盥がコンロにかけられているのですよ。
で、たぶんエラーかなんかが出たんでしょうね。
どういう理論かわからないのですが、「浮かせれば大丈夫」とか言ってタライの下にキッチンバサミが敷いてありました。

まったく訳が分かりません。

慌てて止めて普通の鍋でやってもらおうとしましたが、なぜかタライで茹でることに執着してて一筋縄じゃいきません。
謎の「浮かせれば大丈夫」理論を振りかざして、鍋の上にタライを乗せて「これで大丈夫」とか言い出した時は頭を抱えましたよ。
その後もなぜかふたつの鍋でお湯を沸かして、両方が沸いたらひとつの鍋にお湯を全部いれる*1とか、そうめんを一束とって重さを計ったので、そっちを鍋に入れるのかと思ったら、それは測りに置きっぱなしで袋に残った方を鍋に投入する*2など、必要性の分からない行動を連発してましたが、とりあえず火事にならずに料理が終わってよかったです。

しかし唯一まともにできてた料理までこうなるとは。
認知が曖昧な時は、ほんと目が離せませんなぁ。

*1:ひとつの鍋で最初から沸かしちゃダメだったの?

*2:「そっちを入れるのかよ!」みたいなツッコミを入れそうになりました。