細かいことを気にするにも体力がいるみたい

父の行動で気になっているのは、衛生観念がなくなってきていること。
例えばキッチンバサミを食品以外にも使っちゃうとか、台ふきんで食器も拭いちゃうとか、トイレで小用の方だと水を流してくれないとか、流してないから手も洗ってないとか。

たぶんそういった細かいことを気にするだけの体力がもうないんでしょうね。

「〇〇をする」となると、その〇〇をするのが精いっぱいで、衛生的であるとか効率的であるとか余計なものに気を回す余力がないんじゃないかと。
だから何かモノを切る必要がある時は、我が家の場合、キッチンバサミは台所のすぐ目につくところに置いてあるので、わざわざ文房具入れからハサミを出すよりも手っ取り早くそっちを使っちゃうし、机も食器も同じふきんで拭いちゃうし、小用を足したらそれで目的が達成されるので水を流すとか手を洗うとかが抜け落ちちゃうみたいな。

世の中、自分本位で常識を疑うような行動をとる老人を見かけることもありますが、最近の父の行動を見ていると、その原因がちょっとわかったような気になる今日この頃です。