私は北風、看護師さんは太陽

本日は訪問看護の日。
看護師さんと父の会話が階下から聞こえてくるのですが、さすがプロと感心してしまいます。
ちゃんと父に寄りそうような話し方をして、うまい具合に情報を引き出したり、うまい具合に行動を誘導してたりするんですよね。

私の場合、これができていません。

どうしても正論というか、自分の理論で論理的に問い詰める感じになっちゃう。
だから自分としては父のためを思ってのアドバイスをしているつもりでも、父には届かないんですよね。
父の中では正当性のある謎理論と私には理解できない謎感性で反論してくるので話にならず、けっきょく「もう好きにしてくれ」で終わっちゃうのです。

今日もけっこう蒸し暑かったと思うので、冬のような恰好をしている父に対して熱中症が心配な旨を伝えてみたのですが、なんか論理の筋道も通ってない理解不能な反論に言葉を失ってしまい、脱がせることができなかったんですよ。
けど訪問看護の看護師さんとか、リハビリ施設の職員さんとかプロの方々は、ちゃんとそこらへんをうまく誘導して、よけいな上着を脱がせたりしてくれているんですよね。

すごいもんです。

私も今後のために、ここらへんの会話テクニックを身に着けないとな~。
と思うのですけど、正直なところ難しい気がしますなぁ……。