老害の正体見たりなんとやら

本日は訪問看護の日。
朝10時半に来てくれることになっているのですが、当然のように父から確認が。
「もうすぐ来るのか?」
「まだ来ないのか?」
「もう少し待ってみるか?」
てな感じで、何度も。
この時にちょっと気になったのが、父の言いようが
「もう時間になっているのに、まだ来ない。どうなっているのか?」
というニュアンスが含まれていること。
実際にはまだぜんぜん時間になってないから来てないだけなんですけどね。
父の中では「来るはずの時間になっているのに来ない」ってことになってそうなんですよ。

なんなんですかね。この「自分の方が正しい」という前提は。

自分の時間感覚がおかしくなっているのは、父自身も承知しているはずなのですがねぇ。
なぜか「正しいのは自分で、間違っているのは周囲の方」という確信があるみたいな言動になるのです。

で、これがけっこう他の場面でも見られたり。

この「自身への妄信」は老人特有の感覚なんでしょうか?
父自身の生来のものではないとは言い切れませんが、ここまで自分を妄信する感じではなかった気がするのですが……。

これが老人になると誰もが持ってしまう感覚だとすると、あれですね。
世にいう「老害」とか「モンスタークレーマー」とかの原因のひとつなんじゃないかと思ってしまいますなぁ。