父は料理をする際、とにかく多めに作ります。
父が言うには
「子供の頃は食べたくても食べられない時代だったから」
とのことで、傍から見ているとまるで食べ物が少ないことに対する恐怖症みたいです。
そのためか認知症が進んだ今、理性で押さえられなくなっているようでして。
体力の回復とともに、作る量も加速度的に増えてきているのですよ。*1
昨日の料理も大鍋*2で作ったせいで大量に余っているのに*3、今日は鍋3つ分の料理が進行中。
「昨日の料理も余っているんだから、ちゃんと食べ終わってから次を作ろうよ」
と言うと、いきなり不機嫌になる始末。
料理に関して口を出されると情緒がすぐ不安定になるので手が付けられません。
現状、収入がほぼないので節約したいところですが、料理はリハビリの一環でもあるので止める訳にもいかないのがねぇ……。
せめて食材が無駄にならないよう、食べてあげるしかないですね。