こどもの振り替え

本日はこどもの日の振り替え休日だそうで。
無職の私には関係ないですが。
しかし考えてみると、いまの父は「こどもの日の振り替え」ならぬ「こどもの振り替え」なのかも。


父もいろいろ気を使って、事前に準備とかしてくれようとする時があるんですよ。
例えば今日は起きてみたら、リハビリに行く準備をすでにしてたりとか。

ただ残念ながら、それっていつも完璧ではないんですね。

例えば今日の分の検温はまだなのに、結果を記載しないとならない連絡帳をもうしまっちゃってたり、スマホは出しっぱなしだったり、そもそも今日はリハビリの日じゃなかったり……。
なので父が何かやると、必ず何らかのフォローや後始末が必要になります。
そのたびに「余計なことすんな」と「こんな風にやろうとしてくれること自体が大切なんだよな」の狭間で葛藤してしまうのです。

で、これってこどもを相手にするときの感情と似てるのかな、と。
老人はこどもに帰るともいいますし。
私は独り身なので子育てはしたことありませんが、まさかこんなところで世のお母さんお父さんたちの大変さを疑似体験することになろうとは、って感じですよ。*1

人生、何が起こるかわかったもんじゃないですな。

ただなぁ。
やっかいなことに我が家の父は、こどものような可愛げはないんだよなぁ……。

*1:父のこどもの頃は知らないですが、過去の父を代わりにいま見せてもらっている感覚ですな。とは言っても、実際に子育てされている親御さんたちはもっと大変なのでしょうから、ほんと頭が下がる思いですね。