どこかにしまったお金の記憶

父の年金通知が届きました。
金額を見たら、ちょっとだけ上がってましたね。
と言っても元々が少額なので微々たるもの。
この前の保険料改定と、介護度が上がったことによる単価アップを相殺するほどではありませんでしたが。
この猫の額ほどの金額から介護や医療の費用を引くと、残るのはだいたい1万と5千円くらい。
なので毎月キリよく2万円を、父が自由に使えるお金として渡してます。*1

そんなある日、父が家探ししてました。
何を探しているか聞いてみると、先日渡した2万円が行方不明とのこと。
「もらった後、封筒に入れてからタンスにしまったはずなんだよ」
だそうなんですが、しまったはずのところには、お金どころか封筒すらないそうです。*2
しかも実は先月分の2万円も、どこにしまったかわからなくなったとのこと。

う~む。

これってたぶん「しまった気になっている」だけだと思うんですよね。
なんだかんだと大量の菓子パンとか、大量の冷凍炒飯とか気が付くと買っているので。
いくら探しても見つからないのは、そういうことなんじゃないかと。
最近、単なる物忘れだけじゃなくて、存在しない記憶を信じ込むことも多くなってる感じ。
ただ単にお金を渡すだけではダメになってきているのかもですなぁ。

*1:足りなくなったら、その都度手渡しすることで無駄遣いを抑止しようと思いまして。

*2:だいたい何で封筒に入れたのか、タンスにしまう必要があったのかすら、聞いてもわかりませんでした。