追い越し禁止、をしたい訳ではありません

父の付き添いで一緒に歩いていると、いつも不思議に思うことがあります。
それは歩く場所。
なぜかいつも道の真ん中を歩くのですよ。

超迷惑。

歩くのが遅いから後ろから来た人とか追い抜かそうとするじゃないですか。
けど真ん中をふらふら歩いているから、めっちゃ邪魔なんですよね。

なので端っこに寄るよう促す訳ですが、それで道の端に移動してくれても、それはちょっとの間。
すぐにまた真ん中にふらふら寄ってきてしまうのです。

理由を聞いてみたのですが、道の端っこって父にとっては怖いらしいですね。
コケそうで。
道路ってゴミを端に寄せるため、微妙な丸みがあるじゃないですか。
あの丸みすら耐えられないらしいです。
端っこに寄ると、足のどちらかが丸みの分だけ高さがずれるので、それだけでコケそうになって怖いとのことでした。*1

私なんかは気にしたこともない微妙な違いが、父にとっては大きいのですなぁ。
びっくりですよ。

父が道の真ん中をふらふらしているのを見るたびに、
「周囲のことを考えられないのか」
と腹立たしく思っていたのですが、それなりの理由はあるようで。
父が歩きやすく、かつ他の歩行者の方にも迷惑にならないよう、私がサポートしてあげないとですな。

*1:その「端っこは怖い」という意識が刷り込まれてしまって、歩道でもなんでも真ん中を歩いてしまうみたいです。